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プロ能楽師が小学校で出張講座

2013年06月04日

  • 児童たちが和楽器や仕舞を体験した「能楽アウトリーチ」

    児童たちが和楽器や仕舞を体験した「能楽アウトリーチ」

 梅原猛原作のスーパー能「世阿弥」赤穂公演(7月7日、市文化会館)のプレイベントとして、出演者らによる出前講座「能楽アウトリーチ」が3日、有年小学校(妹岡實校長、62人)であった。各校児童が仕舞と和楽器演奏を体験し、伝統文化に触れた。4日には坂越小学校でも行われる。
 地謡で出演する観世流シテ方の寺澤幸祐さん(43)、武富康之さん(42)と囃子方4人が来校し、謡曲「高砂」の仕舞や舞囃子などを実演。児童らも扇を手に仕舞を教わり、笛、小鼓、大鼓、太鼓の音出しに興味を持って取り組んだ。
 6年生の寺内玲碧(れお)君(11)は「扇を持ったまま座ったり歩いたりするのが難しかった」と所作に苦労しながら体験していた。
 スーパー能「世阿弥」赤穂公演は演出の梅若玄祥が主演。語り手に人間国宝の野村万作、地頭に大槻文藏を配するなど東西の名手による豪華な顔ぶれとなっている。大ホールで午後1時開演。S席5000円、A席4000円(高校生以下1000円)で好評発売中。Tel43・5144


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