赤穂民報

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里山は生命でいっぱい

2013年03月05日

  • 発表を終えて笑顔の有年小3年生。手に持っているのは間伐材で作ったクラフト

    発表を終えて笑顔の有年小3年生。手に持っているのは間伐材で作ったクラフト

 年間を通じて里山での環境学習に取り組んできた有年小学校3年生児童8人が、このほど行われた「西播磨・こども環境学習リーダーフォーラム」で事例発表。自分たちの体験を生き生きと報告した。
 同フォーラムは今年度に西播磨地域で行われた子ども向けの環境教育活動の中から特徴的な事例をピックアップ。教育関係者やNPOメンバーなどを前に実践発表し、今後の活動に役立てる。今回は32件のうち4件が選ばれた。
 児童たちは赤や緑のバンダナを首に巻き、「有年の里山へでかけよう〜ぼくたち森林探検隊〜」と題して発表した。稀少植物「チョウジソウ」の淡い紫色の星形の花、甘酸っぱかったガマズミの実、すがすがしい香りがしたヒノキの皮むきなど五感で感じた思い出を8人が次々と発言した。
 「子どもたちにとって活動を改めて振り返るよい機会になりました。森の大切さを周囲に伝える人になってほしい」と担任の吉谷衣代教諭。里山学習がとても楽しかったという高見彩花さん(9)は「森は動物や植物がいっぱい生きていた。大切にしたいと思いました」と話した。


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掲載紙面(PDF):

2013年3月23日(2031号)3面 (8,431,526byte)


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