赤穂民報

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【第15回】生徒も教師も学習成果確かめた「さつき祭り」

2008年06月28日

  • 手話を交えた歌を披露する生徒たち

    手話を交えた歌を披露する生徒たち

 先日、首都のキルギス日本センターで、年に一度の一大イベント「さつき祭り」が催され、その中のコンサートプログラムに私の学校の日本語クラブの生徒たちが出演しました。
 現地で活動するJICAの中等学校隊員4人で結成した学校分科会の生徒、同僚教師といっしょに準備し、キルギス唱歌を伝統楽器「コムズ」と日本から贈られたリコーダーで演奏。「世界で一つだけの花」は手話をつけて日本語で歌いました。
 遠く離れた4校の共演で、合同リハーサルは前日の3時間ほどだけでしたが、子どもたちがここまでできるとは正直思っておらず、その努力を高く評価しています。
 彼らは日々興味と意欲を持って学習していますが、その成果を感じる場は思うようにありません。今回の出演は生徒にとって貴重な体験になったでしょうし、何より活動を進める私にとって、意味深い機会となりました。
 6月20日でキルギスへ赴任して1年になりました。JICAの中間報告会に向けて準備をする中で、一喜一憂しながらやってきた自分の活動にも、やっと整理がつき始めています。
   * * *
 ▽伊藤寛子さん=赤穂西中学校出身の25歳。国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員として平成21年6月まで中央アジア・キルギス共和国に2年間の単身赴任中。「ジュジュ」(キルギス語でひよこ)は現地でのニックネーム。


寛子のキルギス日記 ]

掲載紙面(PDF):

2008年6月28日(1801号)3面 (9,348,325byte)


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