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サッカー日本高校選抜で独へ

2013年02月23日

  • サッカー日本高校選抜に選ばれた小川司選手=父の和彦さん提供

    サッカー日本高校選抜に選ばれた小川司選手=父の和彦さん提供

 独・デュッセルドルフで来月23日に開幕するサッカーの国際ユース大会に赤穂東中出身のGK小川司選手(18)=熊本・大津3年=が日本高校選抜のメンバーとして出場することが決まった。大会にはバイエルン・ミュンヘン、レアル・マドリードをはじめ欧州を代表する強豪チームが集結。小川選手は「選ばれた誇りを持って堂々と戦いたい」と闘志を燃やしている。
 先月19日まで行われた全国高校選手権に出場。チームは0−0からのPK戦で初戦敗退したが、日本サッカー協会(JFA)技術委員会から大会優秀選手に選ばれた。今月上旬の欧州遠征メンバー選考合宿を経て2つしかないGK枠を獲得。スタメン起用の期待がかかる「背番号1」で登録された。
 小学2年で尾崎サッカー少年団に入団。「ボールを怖がらない」との理由でキーパーのポジションを与えられた。中学時代はデルフィネス赤穂SCでプレー。公立ながら全国選手権、インターハイに何度も出場している大津高へ進学するために単身熊本へ移り住んだ。部員数120人という大所帯の中、3年の春に正キーパーの座をつかんだ。
 「シュートを打たせないのが僕の役割。試合中は、ずっと声を出しています」と話すとおり、相手の攻撃スペースを消すために常にディフェンスへ指示を送る。最終ラインを突破されて1対1になったときの冷静な対応にも定評。度胸と判断力が持ち味だ。
 2月23日(土)は東京・国立競技場でU−18Jリーグ選抜とも対戦する。「高いレベルの中で自分がどこまで出来るのか挑戦できるのが楽しみ。一つでも多く盗みたい」。将来のプロ入りを目指す小川選手にとって飛躍のチャンスになりそうだ。


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掲載紙面(PDF):

2013年2月23日(2028号)1面 (8,909,141byte)


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コメント

正式に遠征メンバー18人に選ばれました。
GKとしてサイズ的には厳しいが、コーチングで冷静に対応できるはず。
将来もレベルの高いところでやれるよう、経験を積んでください。

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投稿:桜の8番 2013年03月19日


本人の努力と人間性がすばらしいんやろね。しょうむない奴は、すぐに天狗になるからなあ。このまま伸びていってほしいね。こういう青年を応援します。

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投稿:イニエスタ 2013年02月26日


もうユース年代のスポーツ=部活という時代ではなくなったのかもね。
自分の母校でも運動部が減ってるし。
これからは、街のクラブを選択するようになるのかな。
遠くまで出かけてでもやりたい、入りたいクラブが見つかるといいね。

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投稿:青と黒 2013年02月25日


これほどの選手がここ赤穂から出るのは嬉しい限り!!
その一方で、中学ではサッカー部を選べる学校が減っている・・・子ども達にとっては悲しい環境です。
それを考えるとサッカーを続けたいという子ども達の夢をつないでくれているデルフィネス赤穂SCは素晴らしいですね!!

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投稿:子ども達の未来 2013年02月25日


本田と香川のようにポジションが被っても、戦術、システムで対応できるFWやMFと違って、
GKは、出場できるのは1人だけという厳しいポジション。
狭き門だけど頑張れ!存在感の大きなGKになってください。

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投稿:帝京VS清水東 2013年02月23日


赤穂のサッカー環境が、良くなって、一人でも多くヨーロッパで、活躍する人が、出ればいいですね。サッカーといいい、ボクシングと、若者が頑張っているのが、うれしいです。活気がありますね。

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投稿:世界の主流は、サッカー 2013年02月23日


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