赤穂民報

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47通りの音色発する義士風鈴

2008年06月25日

  • 四十七士の姿が描かれた「義士風鈴」

    四十七士の姿が描かれた「義士風鈴」

 表面に大石内蔵助ら四十七士の版画を特殊加工した「赤穂義士風鈴」が加里屋の赤穂市立民俗資料館(片山★一館長=★は金に英)で6月28日(土)から展示される。
 素焼きの陶製風鈴(高さ9センチ、直径6・5センチ)の表面2カ所に版画調の義士が描かれ、短冊に義士名が印字してある。元塩町の版画家、佐野正幸さん(68)が「生活の中に忠臣蔵を」と制作し、図案は江戸後期の絵図を基にした。
 義士一人ずつハガキ大の木版画を制作。パソコンでシール加工した画像を風鈴に貼り付け、白地に黒い画線が際立っている。
 多士済々だった四十七士を表すかのように、それぞれが微妙に異なる音色を奏でる。同館は「義士一人ひとりに思いをはせながら涼感を味わってみては」と話している。
 展示終了後は希望者に1個500円で頒布する。多数の場合は抽選し、24日から同館に当選者を掲示。郵送不可。
 7月23日(水)まで。火曜休館。入館料は大人100円、小中学生50円。問合せはTel42・1361


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2008年6月28日(1801号)3面 (9,348,325byte)


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