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「幹部が先頭に立て」第三者委が提言

2012年10月31日

  • 第一次提言書を受け取る山本千代教育委員長

    第一次提言書を受け取る山本千代教育委員長

 今年8月末に赤穂市教委が設置した「いじめ問題等再発防止に係る第三者委員会」(委員長=浅野良一・兵庫教育大学大学院教授)は31日、第一次提言書を提出した。“緊急提言”と位置付け、▽教師力の充実▽インターネット・リテラシー教育―などについて早急な実行を求めた。
 提言書は、その他に▽教育委員会の役割▽校長のリーダーシップ発揮▽児童生徒力と主体性の向上―について列記。具体的な取り組みとして、▽すべての児童生徒が安心して学習できる「条件」の設定▽「いじめ・暴力追放憲章」の制定―など17項目を盛り込んだ。
 提言書を受け取った山本千代教育委員長は「赤穂市の学校現場はまだまだ変われると思っている。提言を真摯に受け止め、前へ進んでいきたい」とコメント。浅野委員長は「危機感を持ち、市教委幹部が先頭に立って問題の対処に当たるべき」とし、提言に対する対策プランを次回の第三者委員会(11月10日)へ提出するように市教委へ求めた。
 提言書は市のホームページで閲覧できる。


社会 ]

関連サイト:

■赤穂市教委・第三者委員会の第一次提言書

掲載紙面(PDF):

2012年11月3日(2012号)1面 (10,110,789byte)


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