タテホ化学が栄養機能食品を発売
2012年07月27日
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タテホ化学工業が特許製法で開発した栄養機能食品「有機マグネシウム」
化成品メーカーの「タテホ化学工業」（本社・赤穂市加里屋、湊哲則社長）は体内吸収にすぐれた水溶性マグネシウムの製造に成功。栄養機能食品としてこのほど販売を開始した。これまで工業系製品を供給してきた同社にとって、初めてとなる一般消費者向け商品。新たに通販体制も整え、初年度は２万箱の販売を計画している。
マグネシウムはカルシウム、カリウムなどと並ぶ「必須・主要ミネラル」の一つ。骨や歯を形成し、体内酵素の働きや血液循環を正常にするのに必要な栄養素。厚生労働省が定める一日のマグネシウム摂取基準は３７０ミリグラム（３０〜４９歳男性）だが、平均的な摂取量は３分の２程度にとどまっていると推定されている。
同社の新商品「有機マグネシウム」は海水から塩を作る際に生まれる「にがり」が元。長年培ってきたノウハウを活かした特許製法によって、水に溶けやすく効率のよい体内吸収を実現した。
食べやすいレモン味の顆粒サプリメント。２・２グラム入りスティック１包に成人男性の不足分に相当する１２０〜１４０ミリグラムのマグネシウムを含んでいる。一日１包を目安にそのまま摂取するか、水や湯、スポーツドリンクに溶かすなどして飲用すればよい。同社ライフ商品開発部の尾田敬司部長（４６）は「ヨーグルトにトッピングしたり、レモンの代わりに焼酎に入れたりするのもおすすめ」と話している。
１箱（３０包入り）３１５０円を新発売キャンペーンとして半額の１５７５円で販売（１人３箱まで。３箱の場合送料無料）。また、７包入りの「お試しパック１週間分」は４２０円（送料無料）。問合せはTel０１２０・７７・２０４１（土日祝除く９時〜１７時）。
[ 商業・経済 ]
掲載紙面（PDF）：
2012年7月28日(2000号)3面 (7,112,547byte)
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