赤穂民報

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小学生がウナギ漁体験

2012年07月25日

  • ウナギを掴み取る子どもたち

    ウナギを掴み取る子どもたち

 昔ながらの方法でウナギを捕まえる伝統川漁の体験教室が22日、有年楢原の千種川であり、夏休みの親子17組が参加した。
 教室は伝統的な漁法の体験を通して川への愛着を深めてもらおうと有年考古館(宮崎素一館長)が主催。45年の川漁経験がある有年原、安藤正弘さん(66)の監修でかご網漁を行った。
 長さ約60センチ、直径約10センチの円筒状の竹かごは一旦ウナギが中へ入ると外に出られない仕組み。子どもたちは近くの土手で捕まえたミミズを中へ入れて川に沈め、安藤さんが2、3日前から別の場所に仕掛けておいた竹かご2個を引き揚げた。
 ゴソゴソと動く音が聞こえるかごのふたを開けると、体長40センチほどのウナギがニュルリ。計4匹を捕まえた。
 捕獲したウナギは安藤さんが漁獲した約25匹といっしょに河原で蒲焼きに。ウナギの骨を出汁に使った特製たれをたっぷりかけ、うな丼にして賞味した。


子供 ]

掲載紙面(PDF):

2012年7月28日(2000号)3面 (7,112,547byte)


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