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「夢中で目標へー」立木早絵さん講演

2012年06月17日

  • 講演会で弾き語りを披露した立木早絵さん

    講演会で弾き語りを披露した立木早絵さん

 視覚障害がありながらスポーツや登山などへの挑戦を続けている立木早絵(たてき・さえ)さん(19)が16日、新田の関西福祉大学(安井秀作学長)に来校。「さらなる一歩を踏み出そう♪」と題して講演した。
 重度の肺炎が原因で2歳のときに視力を失った立木さん。高1で「24時間テレビ」の番組企画で津軽海峡遠泳リレーに参加して以来、トライアスロン完走やキリマンジャロ登頂などを達成し、多くの視聴者の共感を呼んだ。現在は「好きな音楽を通して自分の思いを伝えたい」と歌手活動を行っている。
 立木さんは講演で、「苦しい体験が成長の肥やしになり、糧になった」とこれまでのチャレンジを回顧。「小さくても夢や目標を持ち、夢中になって頑張って」と語った。講演に続いてピアノの弾き語りでオリジナル曲「感謝」など3曲を披露し、オープンキャンパスで集まった高校生や保護者、市民など約200人が耳を傾けた。
 受験を控えている姫路市飾磨区の高校3年生、阿部優花さん(17)は「いろんなことに挑戦している姿がすてき。頑張ろうという元気をもらえました」と明るく話していた。


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掲載紙面(PDF):

2012年7月7日(1997号)4面 (7,323,930byte)


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