赤穂民報

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開館20周年の合唱コンサート

2012年06月01日

  • 公演に向けて練習に励む「ハーモニー20周年記念合唱団」

    公演に向けて練習に励む「ハーモニー20周年記念合唱団」

 コーラス経験者を公募で集めて結成した「ハーモニー開館20周年記念合唱団」の演奏会が6月10日(日)、中広の赤穂市文化会館(ハーモニーホール)で開かれる。半年前から続けてきた練習も佳境となり、野村勝美団長(65)=大橋町=は「メンバーの気持ちも、合唱レベルも上がってきた。最高の歌声を披露したい」と話している。
 同会館は平成4年のオープン以来、市内外の合唱団体が集う「フェスタ・アルモニカin AKO」を毎年開催。2年に一度は公募団員による「第九演奏会」も行っている。記念演奏会は「赤穂を『合唱のまち』として、さらに定着させよう」と企画。市内外から130人を超える応募があった。
 昨年11月の結団以来、同会館に週1回集まってレッスン。4月には公演当日にタクトを振る高谷光信氏=ウクライナ・チェルニー・ゴフフィルハーモニー交響楽団=から直接アドバイスを受けた。合唱指導を担当する同会館チーフプロデューサーの小林正夫さん(57)=関西二期会オペラ研修所理事=は「メンバー同士で尊重し合えるようになり、歌声に調和が生まれた」と練習成果を感じている。
 ソプラノのメンバーで中高時代にコーラス部だったという和田絢子さん(70)=加里屋=は「毎日、家事をしながらCDを聞いてトレーニングをしています。全員で心を合わせて歌いたい」と笑顔で話していた。
 公演は大ホールで午後2時半開演。神戸市室内合奏団の演奏をバックに、第1部はモーツァルト「フィガロの結婚」、赤穂ゆかりの組曲「わが千種川」など3曲を披露。第2部はフォーレ「レクイエム」を混声4部合唱する。
 チケット(全席自由)は一般2500円、高校生以下1000円。同館Tel43・5111


文化・歴史イベント ]

掲載紙面(PDF):

2012年6月2日(1993号)3面 (7,268,658byte)


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