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日本唯一の坑道ラドン浴施設

2012年04月21日

  • 日本唯一の坑道ラドン浴施設として注目されている「富栖の里」

    日本唯一の坑道ラドン浴施設として注目されている「富栖の里」

 日本で唯一の坑道ラドン浴施設として2年前に開設された「富栖の里(とみすのさと)」(姫路市安富町)。尾崎の亀井浩一さん(40)が理事長を務める、社団法人全日本地域振興事業機構が運営している。豊かな自然に囲まれた癒しの空間で健康増進のためのひとときを過ごすことができる。
 大正から昭和にかけて金などの鉱石を採掘した富栖鉱山の坑道跡を活用。鉱山の雰囲気を残しつつ、空調や照明などを整備した。ラジウム鉱石からの放射で身体の新陳代謝が活発になるという。
 利用者は作務衣に着替えて健康チェックを受けてから坑道へ。気温と湿度が一定に保たれた快適な環境の中、マットやベンチで自由にくつろいで過ごす。浴場棟では、施設の目の前を流れる渓谷から引き込んだ天然水100%のお風呂が好評。地元食材を使った麦ごはん・とろろ定食などの食事も楽しめる。
 坑道ラドン浴と入浴の「基本コース」(終日利用可)は3000円。初回に限り、2000円の「体験コース」(90分間)も利用できる。いずれも作務衣、タオルの貸し出し付き。顧問の馬場清志医師(てんわかかりつけ医院・院長)による健康セミナー、音楽療法の一環としてミニコンサートも定期的に開催している。
 亀井理事長は「ここに通うことによって『元気になった』と言われる方も多い。健康を真剣に考える方の拠り所となる施設にしていきたいので、興味のある方はぜひ一度体験してみて」と呼び掛けている。
 「富栖の里」は山陽道・姫路西インター、または宍粟市山崎町方面から国道29号線へ。安志南交差点から県道430号線へ入り、安富ダムの約600メートル先を左折して約5分。午前10時〜午後5時営業。定休日なし。Tel0790・66・4750。ホームページは「とみすのさと」で検索できる。


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関連サイト:

■富栖の里ホームページ

掲載紙面(PDF):

2012年4月21日(1988号)3面 (8,553,671byte)


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