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インドネシアから絵画届く

2012年03月21日

  • インドネシアの児童との共同制作で完成したアートマイル壁画

    インドネシアの児童との共同制作で完成したアートマイル壁画

 インドネシアの子どもたちとの壁画共同制作プロジェクトに参加した高雄小学校(有田次秀校長)6年生児童27人の元へパートナー校から完成画が届き、21日に披露された。
 同校は「ジャパンアートマイル」(事務局・赤穂市、塩飽隆子代表)の支援でインドネシア・スマトラのカンダンガン小学校と昨年11月にテレビ会議。構図を相談し、テーマを「国は違ってもともだち」に決定した。
 縦1・5メートル、横3・6メートルのキャンバス右半分に地元の稀少植物・ハマウツボ、大石内蔵助などを描き、昨年のうちに国際便で発送。先月に行った2度目のテレビ会議で絵が完成した知らせを受け、到着を待ち望んでいた。
 この日は児童が見守る中、インドネシアから届いた小包を開封。折り畳まれたキャンバスを広げると、黄色を基調にした鮮やかな絵が目に飛び込んだ。両方の国土を虹が橋渡しするデザイン。送ったときは空白だった左半分にはインドネシアの花や山、動物などが描かれた。
 箱の中には、現地特産のろうけつ染め、子どもたちがペットボトルと布をリサイクルした人形などのプレゼントも同封されていた。平林侑里香さん(12)は「卒業前に届いてうれしい。絵でカンダンガンの子とつながった気がする」と喜んでいた。


子供 ]

掲載紙面(PDF):

2012年3月24日(1984号)1面 (8,939,495byte)


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