赤穂民報

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6月から後部席もシートベルト

2008年05月31日

 後部座席のシートベルト着用義務化などを含む改正道路交通法が6月1日から施行される。
 警察庁などが昨年高速道路で行った調査によると、シートベルト着用率は運転席98・5%、助手席93・5%と高い割合を示しているものの、後部座席ではわずか13・5%。一般道では8・8%と1割を切っている。
 後部座席でシートベルトを非着用だと、着用の場合に比べて致死率は約4倍に上昇。さらに車外放出や前席同乗者への加害率が格段にアップするデータもあり、「シートベルトを正しく着用することが命を守る第一歩」といえる。
 改正道交法では、従来は前部座席だけに義務付けているシートベルト着用を後部座席にも拡大。当面は高速道路での違反についてのみ、運転者が1点減点される。
 また、自転車で歩道を走る場合の要件を明確化。▽道路標識などで指定された場所▽13歳未満の児童、70歳以上の高齢者、身体障害者―は自転車での歩道通行が認められる。
 その他、13歳未満の自転車乗車についてヘルメット着用が努力義務に。75歳以上が車を運転する際に高齢運転者標識(もみじマーク)の表示が義務化される。
 赤穂署は「新しい交通ルールの周知に努め、事故防止につなげたい」と話している。


社会お知らせ ]

関連サイト:

■あこうリサーチ 「後部座席もシートベルト義務化、あなたは?」

掲載紙面(PDF):

2008年5月31日(1797号)3面 (8,766,122byte)


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