赤穂民報

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光回線、市内全域開通へ

2012年01月27日

 赤穂市が民間業者と連携して今年度から始めた市北部を中心とした光ファイバー網の整備が2月末までに完了する見通しとなった。これにより、既存の光回線網と合わせてIP電話や高速インターネット接続が可能な環境が市内全域で整う。
 市は行政業務の情報化推進を目的に、25年度までの3カ年で市内すべての公共施設53カ所を光ファイバーで結ぶ計画を進めている。市からの回線使用料を見込み、大手通信事業者「ケイ・オプティコム」が幹線ケーブルを敷設する。
 昨年5月に着工し、2月末までに総延長67キロのケーブル敷設が完了する予定。来年度以降、公民館や出先施設への回線引き込み工事を順次行う。通信速度が格段に速まるほか、現在は本庁舎だけでしか利用できない庁内LANにもつながり、業務の効率化が図れるという。
 また、これまで光回線が未開通だった有年全域と高雄、坂越の一部地域についてもブロードバンド未整備状態が解消。同社は該当地域の一般家庭からも契約申込み受付を2月から順次スタートする。
 一般向け100Mコースの場合、利用料金は月々4900円。申込みから利用開始までは約1〜2カ月かかるという。回線引き込みが立地的に不可能な場合などサービスが提供できない場合もある。詳しくは同社Tel0120・34・1010
 申し込み受付の開始時期は次のとおり。
 ▽2月1日=坂越(小島、大泊)、高野、高雄、周世、真殿(新幹線以南)
 ▽3月1日(予定)=真殿(新幹線以北)、中山、西有年、東有年、有年楢原、有年原、有年横尾、有年牟礼


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2012年1月28日(1977号)1面 (11,180,080byte)


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