赤穂民報

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暴力団撲滅に向け情報交換

2008年05月27日

  • 暴力団対策について情報交換した「暴力団と関係を断つ会」の総会

    暴力団対策について情報交換した「暴力団と関係を断つ会」の総会

 赤穂市内の企業、商店など約400社が加盟している「暴力団と関係を断つ会」の平成20年度総会が27日、赤穂警察署で開かれた。幹部役員と全8分会のリーダーら約40人が出席。新年度の事業計画などを承認した。
 冒頭のあいさつで藤野高之会長は「旧来の暴力団はほぼ壊滅に追い込めたが、新たな組事務所が発生している」と危機感を強め、「暴力団の実態を知り、一致団結して対抗しよう」と呼びかけた。
 警察関係者を交えた情報交換では、加里屋にできた組事務所らしきビル周辺でいやがらせ行為が目立ってきていることや、今年に入って覚せい剤取締法違反の容疑で3人を検挙したことなどが伝えられた。
 岡田正則署長は「こうした事案に暴力団が無関係とはとうてい考えられない。今後も手を緩めず排除を進める」と決意を述べた。
 総会には、「丹波市暴力団追放推進協議会」のメンバー6人が来賓として出席。住民と警察が一体で暴力団対策を行い、市内の組事務所を全廃させた実績が紹介された。
 同協議会メンバーの一人で、県暴追地域組織連絡協議会の会長も務める森口善克さん(71)は「“団結”という武器ほど強いものはない。義士の町を汚さないように一丸となって立ち向かってほしい」と熱いエールを送っていた。


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掲載紙面(PDF):

2008年5月31日(1797号)3面 (8,766,122byte)


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