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“濱鋤き唄”継承に「ともしびの賞」

2011年11月18日

  • 「ともしびの賞」の受賞が決まった萬代新一郎さん

    「ともしびの賞」の受賞が決まった萬代新一郎さん

 「赤穂濱鋤き唄」(市無形民俗文化財)の継承活動など、長年にわたって地域文化の向上に尽くしたとして、尾崎の萬代新一郎さん(69)に兵庫県から「ともしびの賞」が贈られることが決まった。
 「赤穂民謡同好会・塩華(しおのはな)」の創設者でもある萬代さんは平成5年に「赤穂濱鋤き唄保存会」を結成。口頭伝承の歌詞や節回しを古老から聞き取り、文献収集にも努めて文化財指定の基盤を築いた。現在は市文化協会長としても文化振興に貢献している。
 受賞決定に萬代さんは、「受賞は支えて下さった多くの方々のおかげ。これまで以上に後継の育成に力を注ぎたい」と意欲を語った。
 贈呈式は11月29日(火)に神戸市中央区の県立美術館であり、6団体15個人に贈られる。赤穂市関係分の受賞者は7人目となる。


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2011年11月19日(1967号)1面 (10,672,352byte)


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