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被災地へ子どもみこし寄贈

2011年09月29日

  • 越浦子供会のみなさんと石巻市へ贈られた子どもみこし

    越浦子供会のみなさんと石巻市へ贈られた子どもみこし

 東日本大震災の被災地で使ってもらおうと、坂越・大避神社(生浪島堯宮司)の「越浦子供会」は子ども用みこし1基を宮城県石巻市の湯殿山神社(保積克彦宮司)へこのほど贈った。
 湯殿山神社は太平洋岸から内陸約3キロにあり、震災時は津波で床上約1メートルまで浸水。毎年5月4日と5日に行う祈念祭は規模縮小を余儀なくなれた。生浪島宮司は保積宮司と大学時代の同期生。8月中旬に現地を見舞った際、みこしの提供を申し出た。
 贈られたみこしは高さ約70センチ、幅約45センチ。予備として保管していたものを仏壇仏具の専門業者に出して再塗装し、黒光りする屋根をよみがえらせた。
 「来年の祈念祭は盛大に行いたい。何よりの『こどもの日』のプレゼント」と保積宮司。生浪島宮司は「お祭りを楽しめば活気が出る。元気に担いで復興への弾みにしてほしい」と話している。


子供 ]

掲載紙面(PDF):

2011年10月1日(1961号)1面 (8,224,040byte)


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