赤穂民報

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被災の離島で復興ボランティア

2011年09月12日

  • 気仙沼市大島で震災復興活動に汗を流すボランティア参加者

    気仙沼市大島で震災復興活動に汗を流すボランティア参加者

 宮城県気仙沼市で東日本大震災の復興支援活動に従事したボランティアツアーの一行が12日に帰穂した。
 一行は赤穂市社会福祉協議会の呼びかけに応じた19歳から72歳までの17人。2日にバスで赤穂を出発し、気仙沼港からフェリーで約20分の離島・大島へ向かった。
 活動初日は島西部の田尻地区で水田に残るがれきを撤去。2日目は磯草地区で津波に襲われた建物内の片付けなどを行った。震災から半年の11日は午後2時46分にサイレンが響き、作業の手を止めて黙祷を捧げた。
 参加者によると、地形的に重機が入れず手つかずのエリアも。ぬかるみに足を取られながら船舶エンジンのような金属製の物体を10人以上で担いで取り除いたという。
 有給休暇を取って参加した福浦の会社員、前坂昌道さん(53)は「現地の人から生の声を聞き、胸が熱くなった。今後も機会があれば支援活動に参加したい」と話していた。


ボランティア ]

掲載紙面(PDF):

2011年9月17日(1959号)3面 (5,990,298byte)


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