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赤穂中出身の球児、甲子園出場の夢叶う

2011年08月03日

  • 甲子園出場を決め、後輩たちとの記念撮影に応じる家入琢選手=後列中央

    甲子園出場を決め、後輩たちとの記念撮影に応じる家入琢選手=後列中央

 8月6日に開幕する第93回全国高校野球選手権大会に赤穂中出身の家入琢(たく)選手(18)=3年=が兵庫県代表・東洋大姫路のメンバーとして出場する。家入選手は「子どものころからの夢が叶った。甲子園でもチャンスをつかみたい」と声を弾ませている。
 家入選手は8歳で赤穂野球少年団に入団。中学では4番エースで活躍し、「甲子園を目指したい」と県内屈指の強豪校へ進学した。野球関係者が「県下で最も厳しい」と口を揃える猛練習。部員が100人近い大所帯の中、居残り練習を続けた努力が実り、2年秋からベンチ入りを勝ち取った。
 最終学年となって迎えた県予選。大会史上初の引き分け再試合となった加古川北との決勝戦では「2番・セカンド」でスタメン起用された。初回は無死1塁の走者をバントで送って攻撃リズムを作り、第3打席では今大会初安打。守備でもノーエラーで、試合後に監督から勝利への貢献をたたえられた。
 甲子園出場が決定した翌日、自由時間を使って束の間の帰穂。少年団が練習する千種川河川敷を訪れ、お世話になった監督、コーチらに優勝を報告した。後輩の子どもたちとも握手を交わし、「あきらめなければ願いは叶う。みんなもがんばって」と言葉をかけた。
 東洋大姫路は大会6日目第1試合で長崎県代表・海星と対戦する。


スポーツ ]

掲載紙面(PDF):

2011年8月6日(1954号)1面 (13,286,108byte)


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コメント

甲子園出場おめでとう!
努力が実ったね!

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投稿:がんばれ!背番号14 2011年08月03日


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