赤穂民報

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まちづくりの足跡を冊子に

2011年05月27日

  • 「孫にも自分の住むまちを好きになってほしい」と冊子を発行した田端自治会の前会長・山本薫さん

    「孫にも自分の住むまちを好きになってほしい」と冊子を発行した田端自治会の前会長・山本薫さん

 住民の手で旧街道を復元整備してウオーキングイベントを主催するなど、活発なコミュニティ活動で知られる高野の田端(たなばた)自治会(28世帯)で通算10年間自治会長を務めた山本薫さん(75)が、活動の足跡をまとめた冊子をこのほど編集発行した。
 「むらおこし体験と記録」と題したA4判カラー50ページ。住民も上棟を手伝った集会所の新築工事、休耕田を活用した親子どろんこ運動会、平成10年から続く高取峠清掃など活動と催事を写真入りで紹介している。
 掲載写真はカメラが趣味の山本さんが撮影したもの。昭和51年の台風水害についてまとめた章では千種川から決壊した洪水の中、ボートで救助に向かう自衛隊を撮った写真も収録されている。
 「住民が力と知恵を出し合って取り組んできた地域の歴史を後世に伝えたかった」と発刊の動機を語る山本さん。200部印刷して地域の各戸、学校などに配布した。「今後も“誇れる村”を目指して活動していきたい」と話していた。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2011年5月28日(1945号)4面 (9,644,341byte)


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