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「竹太鼓ありがとう」園児が感謝の演奏

2011年03月17日

  • 竹太鼓「はらっこだいこ」を披露した原幼稚園の子どもたち

    竹太鼓「はらっこだいこ」を披露した原幼稚園の子どもたち

 原幼稚園(澗口五百子園長)で14日、「竹太鼓」の演奏会があり、園児9人が元気にバチを振るった。
 竹太鼓は枝打ちした太い竹をバチで叩いて音を出す。太鼓が大好きな子どもたちに贈ろうと、前PTA会長の山本伸剛さん(44)=有年楢原=ら有志が自宅裏山から極太のマダケを切り出して長さ4・5メートルに加工。昨年11月に2本寄贈した。
 それまで、段ボール箱を太鼓に見立てて叩いていたという園児らは大喜び。ほぼ毎日練習したおかげで3カ月後には全員で合奏できるようになり、「はらっこだいこ」と名付けた。
 演奏会は、「プレゼントしてくれた人たちへのお礼に」と山本さんらを招いて開いた。子どもたちは、ねじり鉢巻で「ヤーッ」と威勢の良い掛け声を出し、元気に音を響かせた。
 夫婦で楽器台とバチなどを手作りした有年横尾の横山和弘さん(71)は「自分の孫のように思って心を込めて作りました。演奏は温かな音色でした」と喜んでいた。


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掲載紙面(PDF):

2011年3月19日(1937号)4面 (9,651,727byte)


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