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義士の遺品に視線集まる

2011年03月13日

  • 昨年に続いて好評だった義士史跡見学会

    昨年に続いて好評だった義士史跡見学会

 浅野内匠頭や四十七士にゆかりのある寺社が遺品や史料を特別公開する「第2回赤穂義士史跡見学会」が13日にあり、歴史ファン40人が貴重な品々を目にした。
 赤穂義士会の主催で昨年に行った前回とは異なるコースで実施。市指定文化財の義士絵馬がある木生谷の三宝荒神社、中村勘助が自作自筆した位牌が伝わる折方の浄専寺など19カ所を訪問した。
 加里屋の高光寺では原惣右衛門が同寺に奉納した写経と七面大天女立像などが特別公開された。法華経を写した写経は全8巻で、楷書だけでなく行書、草書も混交。参加者たちは能書家として知られた惣右衛門の筆跡に見入っていた。
 大阪から移住して5年目という正保橋町の堀田郁夫さん(67)は妻昌子さん(66)と参加。史実とフィクションが入り交じる忠臣蔵に魅力を感じるといい、「普段は見ることのできないものを目にすることができ、ありがたい」と時間をかけて見学していた。


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2011年4月2日(1939号)3面 (8,760,281byte)


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