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ベンチプレスの世界マスターズで銀メダル

2008年04月21日

  • 第2位の表彰を受ける南選手=左から2人目

    第2位の表彰を受ける南選手=左から2人目

  • 銀メダルを手に笑顔。「世界選手権でも表彰台を」

    銀メダルを手に笑顔。「世界選手権でも表彰台を」

 19日までスロバキアの首都ブラティスラバで行われたベンチプレスの第8回世界マスターズ選手権で、40歳代110キロ級に出場した南茂樹選手(43)=パワーハウス赤穂所属=が銀メダルを獲得。各階級の順位ポイントの合計で競う国別対抗でも日本の2位に貢献した。一つ上の年代クラスで125キロ級に出場した古城資久選手(49)は210キロで5位に入賞した。
 世界25カ国から集まった40歳以上の力自慢約280選手が年代別男女50階級で競技。
 日本代表として出場した南選手は2回目の試技で265キロを成功して首位に立ったが、勝負をかけた3回目に272・5キロを失敗し、アメリカ代表に逆転された。
 最後の試技は、主審は「成功」の白旗を上げたが、わずかなフィニッシュの乱れに副審2人が非情の赤旗。「うれしさよりも悔しさ」を感じた表彰台となった。
 平成16年の世界パワーリフティング選手権で種目別優勝。現在は赤穂中央病院の病院職員として勤務しながらジムでトレーニングし、世界トップクラスの実力を維持している。6月にチェコで開かれる世界選手権にも出場が決まっている。
 「帰りの機中で“世界2位”の実感が湧いてきた」と南選手。「今回は絞り過ぎてベスト体重より1キロ少なかったのが影響した。次はしっかり調整する」と世界選手権に向けて気持ちを切り替えていた。


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掲載紙面(PDF):

2008年4月26日(1792号)1面 (8,097,149byte)


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