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福祉施設へランドセル

2011年02月07日

  • ランドセルを手渡す岩下信彦・あいおいニッセイ同和損害保険姫路支店長

    ランドセルを手渡す岩下信彦・あいおいニッセイ同和損害保険姫路支店長

 全国の福祉施設に車いすなどを毎年寄贈している「あいおいニッセイ同和損害保険」がこのほど、「子どもたちのために役立てて」とランドセル5個を新田の児童養護施設「さくらこども学園」へ贈呈。岩下信彦・姫路支店長(50)が新品のランドセルを子どもたちに手渡した。
 同社は平成13年度から社員有志の積み立て募金制度を実施。これまで車いす285台、福祉車両14台、ランドセル約360個を全国各地の施設へ贈ってきた。
 「さくらこども学園」へは昨年のうちに寄贈を申し入れ。その後、タイガーマスクによるランドセル寄贈が社会現象となり、同施設にも「伊達直人」を名乗る匿名男性から4個が贈られた。それ以前に市民から寄せられた中古を含めて計13個のランドセルが揃った。
 同施設の新入学予定は3人。下野政嗣施設長は「高学年の児童でも、家庭の事情でランドセルを持たずに入所する子もある。これだけ数があるとありがたい」と喜んでいた。


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掲載紙面(PDF):

2011年2月12日(1932号)1面 (4,456,392byte)


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