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専門家らがカキの魅力スピーチ

2011年01月30日

  • カキの魅力について専門家らが語ったフォーラム

    カキの魅力について専門家らが語ったフォーラム

 「もっと知ろう、もっと学ぼう かきフォーラム・イン・赤穂」が30日、中広の赤穂市文化会館(ハーモニーホール)小ホールで開催。地元出身で世界かき学会長の森勝義・東北大名誉教授が基調講演した。
 森教授は「海を生かし、海に生きる」と題してスピーチ。多量のグリコーゲンや女性ホルモンを含有するカキの特長を説明した。また、日本由来のカキを高級品種に改良して養殖しているフランスの例などを挙げ、「日本も量より質を高めていくべき」と提言した。
 フォーラムは、森教授が理事長を務める財団法人かき研究所(本部・仙台市)が主催。健康食品メーカーの研究者や市内でカキ養殖業を営む生産者も演台に立ち、カキが現代人に不足しがちなミネラル補給に最適な食品であることや、一旦陸揚げして付着物を取った殻付きカキをもう一度海で2週間程度育ててから出荷していることなどが話された。
 会場は約420人の来場者で満席。御崎の主婦、西保子さん(66)は「いろんな角度からのお話を聴くことができ、カキがすばらしい食品だと改めて知ることができました」と話していた。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2011年2月5日(1931号)3面 (8,268,008byte)


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