赤穂民報

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こどもたちのいちにち

2011年01月15日

  • 『とくべつな いちにち』 ○作/イヴォンヌ・ヤハテンベルフ ○訳/野坂悦子 ○講談社

    『とくべつな いちにち』 ○作/イヴォンヌ・ヤハテンベルフ ○訳/野坂悦子 ○講談社

 平々凡々なくらしを続けていると生ゴミをだす日がいつだったか、新聞で曜日を確認しなければならないことがよくあります。
 子どものころを振り返ってみると、学校でも家でも、まさに何が起こるかわからない日々の連続でした。母親から苦言を言われることも多かったですが、毎日ワクワクしていました。
 この絵本は子どもたちの学校でのようすをいろいろと語るなかから、「子どもたちはこんなにして成長していくのですよ」ということを示してくれます。忘れていた子ども時代の日々を楽しく思いださせてくれる物語です。
 子どもたちは、毎日が特別ないちにちなのです。大人は、このことをどれだけ理解しているのでしょうか。時には静かに子どもたちを見守ってやれる心のゆとりを持ちたいものです。
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『とくべつな いちにち』○作/イヴォンヌ・ヤハテンベルフ○訳/野坂悦子○講談社
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 ▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。平成15年7月に有年原の自宅に国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」を開設。「絵本は人生を豊かにしてくれる」と自費で集めた約2500冊を無料で貸し出している。第2・第4土曜日に開館。Tel49・2089


絵本で世界を旅しよう ]

掲載紙面(PDF):

2011年1月15日(1928号)4面 (12,023,028byte)


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