赤穂民報

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学生主体で赤穂産野菜を販売、宅配

2010年11月05日

  • 学生主体で6日オープンする「とらいあんぐる」

    学生主体で6日オープンする「とらいあんぐる」

 関西福祉大学の学生が地元生産者たちと連携して地産地消、中心市街地活性化を目指す直売店が11月6日(土)、加里屋の駅前通り商店街に開店する。新鮮な赤穂産野菜を中心に品揃えし、外出困難な高齢者には宅配サービスも行う。学生たちは「地域から喜ばれるお店を目指す」と意気込んでいる。
 「商学連携による地域活性」などを研究テーマとしている溝端剛ゼミの3、4回生が県と大学の補助金を元手に、ここ1年ほど空き店舗だった平屋建て約8坪を賃貸。「生産者と消費者、学生が手をつなぐ」との意味を込め、店名を「とらいあんぐる」と決めた。授業のない土日限定で午前9時にオープンし、店頭販売しながら宅配注文を受け付け。午後1時に閉店した後、溝端教授が運転する車で配達に回る。宅配料は市内一律300円。2000円以上購入すれば無料になる。
 今年1月以降、農家や関係者との打ち合わせを20回以上行うなど、開店に向けた準備を続けてきた。仕入れに必要な資金は趣旨に賛同した出品者や商店主が援助。種類が揃うか心配した商品もキャベツ、米、塩などが集まる見込みが立った。今後は客のニーズを汲み取りながら販売品目の充実を図っていく。
 「学生にとっては高齢者の話を直接聞けるいいチャンスになる」と溝端教授。3回生の式見早織さん(21)=岡山県真庭市=は「どこまで貢献できるかは正直分からないが、全力で取り組み、支援して下さる人たちの期待に応えたい」と抱負を語った。
 オープン初日のみ、この記事を持参した人に粗品プレゼント(なくなり次第終了)。問合せ、宅配注文はTel090・8578・8404(営業時間中のみ)。


社会ボランティア ]

掲載紙面(PDF):

2010年11月6日(1918号)4面 (9,328,970byte)


テイクアウトカタログ

コメント

このような取り組みに市が助成すればいいのに。活性、独居老人、若者の働く場。
笑顔の絶えない店ができそうですね。音楽なんか流せば暗い雰囲気がなくなるとおもいます。

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投稿:市の助成 2010年11月05日


大変なこともあるでしょうが、がんばって!

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投稿:がんばって 2010年11月05日


私も、気になることでした。車に乗れない高齢者が孤立しているのを少しでも解消できてうれしいです。

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投稿:買い物空白地帯 2010年11月05日


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