赤穂民報

メニュー 検索

製菓コンテストで2年連続銀賞

2010年10月29日

  • 国内最大の製菓技術コンテストで2年連続銀賞の江原康之さん

    国内最大の製菓技術コンテストで2年連続銀賞の江原康之さん

  • ハロウィーンをイメージして制作した受賞作

    ハロウィーンをイメージして制作した受賞作

 洋菓子職人が技術とアイデアを競う「2010ジャパン・ケーキショー東京」(10月12〜14日、東京都立産業貿易センター)で、赤穂出身のパティシエ、江原康之さん(24)が2年連続の銀賞に輝いた。
 全13部門で行われる国内最大の製菓技術コンテスト。神戸市西区の洋菓子店「リッチフィールド西神中央店」に勤務して4年目の江原さんはハロウィンをテーマにした飴細工を出品した。約1カ月間、その日の仕事を終えてから深夜までかけて作った力作が、工芸菓子のピエス・アーティスティック部門で276人中6位の評価を得た。
 子どものころから夢見た料理人になろうと、赤穂高から神戸国際調理製菓専門学校で学び、「華やかな色彩と美しさにひかれて」パティシエの道を選択。大阪のホテルで2年間修業した後、21歳で今の店に就職した。パティシエだけで約20人いる大型店。「イチゴのへた取りをがんばった」という2年間の下積みを経て、今年1月からは生菓子部門のサブリーダーを任されている。
 「自分が関わったケーキをお客さんが買ってくれたときに、やりがいや喜びを感じる」という江原さん。初応募で入賞した昨年大会に続く活躍にも「先輩たちに比べると自分はまだまだ。もっと近づきたい」と謙虚に受け止めている。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2010年10月30日(1917号)3面 (15,427,338byte)


テイクアウトカタログ

コメント

※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。

取材依頼・情報提供 | 個人情報保護方針 | 著作権 | リンク | 会社概要