赤穂民報

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「魔法の粉」で不思議実験

2010年10月28日

  • シリカを使った化学実験に目を輝かせる子どもたち

    シリカを使った化学実験に目を輝かせる子どもたち

 赤穂市内に工場がある化学品メーカー「DSL.ジャパン」(本社・東京都新宿区、金井産社長)は27日、相生市立相生小学校(内中秀樹校長、67人)で化学実験ショーを行った。
 同社は歯磨き粉の原材料などに使われる化学物質「シリカ」の製造で国内約3割のシェア。シリカは研磨性や吸着性など多様な特質があり、「子どもたちの理科への興味を高めたい」と4年前から自社製品を使った出張実験を行っている。
 西山孝・赤穂工場長(50)=赤穂市平成町=ら社員7人がシリカを使った4種類の実験を披露。約100ミリリットルの水に直径約7ナノメートルの超微粒子状シリカ約7グラムを加えてミキサーで撹拌すると30秒ほどで粉だけに。湿気でカチカチに固まった塩の塊がサラサラによみがえるなど、手品のような現象が子どもたちの視線を集めた。
 ビールのろ過助材、日焼け止めクリームなど「日常生活のさまざまな場面でシリカは使われており、用途は無限」と同社。6年の川上みのりさん(12)は「他にどんなものに使われているのか知りたくなった」と興味を感じていた。


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掲載紙面(PDF):

2010年10月30日(1917号)4面 (15,427,338byte)


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