赤穂民報

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「あいさつ」で千客万来、強盗撃退

2010年07月22日

  • 不測の事態に備えて実施したコンビニ強盗防犯訓練

    不測の事態に備えて実施したコンビニ強盗防犯訓練

 今年県下で多発しているコンビニ強盗を想定した防犯訓練が22日、中広の「サークルK赤穂さくら通り店」であり、系列店の従業員約15人が万一の場合の対応について体験した。
 訓練は、男がタバコを買う振りをして入店し、拳銃で店員を脅して金を奪うとの想定で行われた。帽子とサングラスで犯人に扮した赤穂署員がレジに近づき、「金を出せ」と怒声。逃走する犯人の車めがけて鞍谷哲也店長(30)がカラーボールを投げつけ、別の店員が逃走車両のナンバーを110番通報した。
 同署によると、県下で今年発生したコンビニ強盗は5月26日現在で25件。昨年1年間の27件に早くも迫ろうとしており、多田羅昌浩・生活安全課長は「怪しい人物が入ってこないか目配りするなど、隙を作らないことも大切」と話す。
 同店は来店客と目を合わせてあいさつする運動を実施しているといい、「あいさつでお客様を気持ちよくお迎えすると同時に防犯にもつなげたい」と話していた。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2010年7月31日(1905号)3面 (9,616,919byte)


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