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階段上がるたびに義士の名前をインプット

2010年04月23日

  • 階段に貼り付けられたプレートで義士人名の暗記にチャレンジしている尾崎小児童

    階段に貼り付けられたプレートで義士人名の暗記にチャレンジしている尾崎小児童

 今年度、中西播地区の社会科研究校になっている尾崎小学校(山崎雅人校長)で、児童たちが階段を活用した四十七士の人名暗記に挑戦している。
 同校の校舎1階から3階へ上がる階段は合計48段。上がるときに目につく「けこみ板」の部分に義士名の漢字と読みがなを一人ずつ印刷したプレートを貼り付けた。1階から2階までが裏門隊、2階から上が表門隊。最上段に主君の浅野内匠頭を配している。
 「子どもたちが義士の名前を自然と覚えられる方法」を模索した山崎校長が段数に気付いて発案。別棟の階段には都道府県名を掲出した。数や長さの単位を階段に貼り出す例はあるが、義士の名前というのはユニークだ。
 4年の金礪菜々子さん(9)は「今はまだ5、6人ぐらい。全員覚えられるようにがんばる」と階段を上がる度に必ずプレートを見ることにしているという。


文化・歴史子供 ]

掲載紙面(PDF):

2010年4月24日(1893号)3面 (8,512,085byte)


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