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怒りの川柳コンクール 過去最多の1825句

2010年03月14日

  • 大賞作を書いた絵馬を奉納する藤原明朗さん

    大賞作を書いた絵馬を奉納する藤原明朗さん

 道義に外れたことへの怒りや世の中の不満を五七五で表現する「身近な『怒り』の川柳コンクール2009」(赤穂商工会議所主催)の入賞作品発表式と奉納祭が14日、上仮屋の大石神社で行われた。
 今回で6回目。恒例の専用絵馬で応募を受け付けた。前回より約400句増えて過去最多の1825句が全国から寄せられ、義士の人数にちなみ入賞47句を選考。大賞は、たつの市の元高校教諭、藤原明朗さん(73)が詠んだ「あっぱれな企業努力で首切られ」が選ばれた。
 藤原さんは2度目の応募。「娘が製薬会社の人事担当をしていた時に思いついた句。まさか選ばれるとは思っていなかった」と受賞を驚いていた。
 入賞作品発表式は毎回、浅野長矩の命日に合わせて実施。35歳の若さでこの世を去った長矩を鎮魂しようと、入賞作とともにすべての絵馬が奉納された。
 大賞に次ぐ優秀賞3句は次のとおり。敬称略。
 ▽「職安で同窓会はしたくない」堀田郁夫(赤穂市)
 ▽「廃棄処理されてたまるか高齢者」吉村めぐみ(加古川市)
 ▽「思いやり予算が欲しい私にも」山口光久(神戸市)


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2010年3月20日(1888号)3面 (7,925,970byte)


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