赤穂民報

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中学生がプロ演奏家とクラリネット共演

2009年10月16日

  • 演奏会を前に田本摂理さん(左)から指導を受ける生徒たち

    演奏会を前に田本摂理さん(左)から指導を受ける生徒たち

 大阪フィルハーモニー交響楽団のクラリネット奏者を迎え、中学生らユース世代が共演するコンサート「田本摂理とステージを」が10月31日(土)、赤穂市文化会館(ハーモニーホール)で開かれる。
 国内外のオーケストラでフリー奏者として活動した経歴を持つ田本摂理さん(38)=豊中市=は平成16年に大阪フィル入団。3年ほど前から年3回ほど来穂し、市内の音楽スタジオで後進を指導している。全日本吹奏楽コンクール高校部門の審査員も務める田本さんが「自分と一緒に舞台に立つことが若い人たちの経験になれば」と教え子らとの出演を引き受けた。
 田本さんと共演するのは、赤穂、上郡地区の中学校でクラリネットを演奏している吹奏楽部員とOBら約20人。今月中旬には田本さんが各校を訪れ、本番でアンサンブル演奏する曲目について直接指導を受けた。
 「互いの目を見て呼吸を合わせることが大切」と教わった赤穂中3年の秋島麻美子さん(15)は「他の人にメロディーが伝わるように体全体を使って演奏したい」と成果発表の場を楽しみにしていた。
 小ホールで午後2時開演。赤穂中吹奏楽部に田本氏が加わるブラスバンド演奏も。ペア券700円(当日1000円)を同会館窓口(Tel43・5111)などで販売している。


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2009年10月17日(1867号)1面 (8,500,857byte)


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