赤穂民報

メニュー 検索

太陽の絵本

2009年08月01日

  • 『太陽へとぶ矢―インディアンにつたわるおはなし』○作/ジェラルド・マクダーモット○訳/じんぐうてるお○ほるぷ出版

    『太陽へとぶ矢―インディアンにつたわるおはなし』○作/ジェラルド・マクダーモット○訳/じんぐうてるお○ほるぷ出版

 太陽にまつわるアメリカ・インディアンの神話をグラフィック的技法で表現した絵本です。
 この表現方法によって、話の神秘性がより高まっているように思われます。他の絵本のように写実的な方法で表現されていたら、このような神秘的な印象は受けなかったでしょう。
 絵本は、何と言っても絵の描き方で物語がいろいろ変化します。絵が主役だからこそ「絵本」と呼ばれるのでしょう。
 この作品には、もう1つの特色があります。それは、太陽が地球の人々に強い力を与えるために光(矢)を放っているというとらえ方です。
 まさに“天の恵み”ということばを実感する絵本です。
   * * *
『太陽へとぶ矢―インディアンにつたわるおはなし』
○作/ジェラルド・マクダーモット○訳/じんぐうてるお○ほるぷ出版
   * * *
 ▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。平成15年7月に有年原の自宅に国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」を開設。「絵本は人生を豊かにしてくれる」と自費で集めた約2000冊を無料で貸し出している。第2・第4土曜日に開館。Tel49・2089


絵本で世界を旅しよう ]

掲載紙面(PDF):

2009年8月1日(1858号)4面 (7,959,107byte)


テイクアウトカタログ

コメント

※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。

取材依頼・情報提供 | 個人情報保護方針 | 著作権 | リンク | 会社概要