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樫本大進氏、ベルリンフィル首席奏者に

2009年06月18日

  • ベルリン・フィルのコンサートマスター就任が内定した樫本大進氏 (C)Noboru Takahashi

    ベルリン・フィルのコンサートマスター就任が内定した樫本大進氏 (C)Noboru Takahashi

 赤穂ゆかりのヴァイオリニスト、樫本大進氏(30)がドイツ「ベルリン・フィルハーモニー」のコンサートマスター(首席奏者)に就任内定したことがわかった。ドイツの音楽関係者の情報として、毎日新聞が6月18日付け朝刊で報じた。
 ベルリン・フィルは世界最高峰のオーケストラ。日本人コンサートマスターは3月に退任した安永徹氏に次いで2人目。同フィルが安永氏の後任選考を進めていた。
 同紙によると、樫本さんは今後約1年の試用期間を経て、団員の3分の2以上の賛成を得てから完全な契約を結ぶという。
 樫本氏はロンドン生まれ。幼少期を母の実家がある赤穂で過ごした。今年10月に赤穂城跡などで開催される「赤穂国際音楽祭」で音楽監督を務め、自身も出演が決まっている。


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掲載紙面(PDF):

2009年6月20日(1852号)1面 (7,408,549byte)


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