赤穂民報

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全国から1400超える「怒り」

2009年03月14日

  • 作品の絵馬を奉納する大賞受賞者の宮崎維二さん

    作品の絵馬を奉納する大賞受賞者の宮崎維二さん

 道義に外れたことへの異議や不服などを17文字で表現する「身近な『怒り』の川柳コンクール2008」の入賞作品発表式が上仮屋の大石神社で14日行われた。
 赤穂商工会議所主催で今年5回目。専用の絵馬で作品を受け付けるユニークなスタイルに全国43都道府県から1418句が寄せられた。無念の自刃で果てた浅野長矩の命日に合わせて表彰式と奉納を行うのが初回からの恒例となっている。
 大賞は多可郡多可町の元中学校長、宮崎維二さん(69)の「古靴のように捨てるな人間だ」。昨年に続く2度目の応募で、「今の世相をうまく表現できたかな」と受賞を喜んだ。
 義士の人数にちなみ、47句が入賞。全応募作品とともに境内の絵馬掛に奉納された。
 大賞に次ぐ優秀賞3句は次のとおり。敬称略。
 ▽「病院へ辿り着けない救急車」山本光雄(神戸市)
 ▽「この野郎噛み付きたいが総入れ歯」深田政幸(西脇市)
 ▽「なにくそと思うこころに育てられ」大塚久子(大阪市)


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2009年3月21日(1840号)1面 (7,198,990byte)


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