赤穂民報

メニュー 検索

衣装で先生の迫力アップ!? 城西小で能楽鑑賞会

2009年02月18日

  • 能装束の公開着付けも行われた能楽鑑賞会

    能装束の公開着付けも行われた能楽鑑賞会

 日本の伝統文化に親しもうと、城西小学校(西田美恵子校長、441人)で18日、「能楽観賞会」があり、600年の歴史を持つ古典芸能の魅力に触れた。
 重要無形文化財総合指定保持者の能楽師、江崎金治郎さん(64)=姫路市=の指導で謡曲「高砂」に挑戦。「たーかーさーごやー、こーのうーらーぶーねーにー」と古式ゆかしい祝言を全員で素謡した。昨年の夏休みに江崎さんが市文化会館で開いた「子ども能楽教室」を受講した児童7人も小鼓、仕舞など稽古の成果を発表した。
 実際の舞台で使われる能装束の公開着付けも行われ、“勧進帳”の名場面で知られる演目「安宅」の義経と弁慶の衣装を児童、教諭がそれぞれ着用した。
 希望してモデルになった6年生の吉川巧磨君(11)は「とっても動きにくい。これでお芝居するのは大変そう」。同級生の西村建太朗君(12)は「先生が普段よりも大きく迫力があるように見えた」と衣装の演出効果に感心していた。


文化・歴史子供 ]

掲載紙面(PDF):

2009年2月21日(1836号)4面 (7,340,752byte)


テイクアウトカタログ

コメント

※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。

取材依頼・情報提供 | 個人情報保護方針 | 著作権 | リンク | 会社概要