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「有年除く」発注誤記で選挙公報折込漏れ

2021年04月03日

 今月1日に新聞折り込みされた赤穂市議選の選挙公報が有年地区の延べ約600世帯で配達漏れしていた問題で、他にも折り込まれなかった世帯が十数軒あったことが2日までにわかった。市選管によると、「業者に発注ミスがあった」という。
 新たに配達漏れが判明したのは有年地区の毎日新聞を購読している世帯。2日に市民から「選挙公報が入っていなかった」と苦情があり発覚した。
 選管によると、選挙公報の印刷を請け負った市内業者が、「有年地区は除く」と誤記した折り込み発注書を新聞販売店へ送ったのが原因という。業者からは「未配だった世帯には2日中に配布した」と報告があったという。
 今回の市議選の選挙公報をめぐっては、有年地区のちらし折り込みを取り扱う新聞販売店が昨年12月に変更されていたことを業者が把握していなかったことから同地区の神戸新聞と産経新聞の購読世帯に選挙公報が届かず、一日遅れて2日の朝刊に折り込まれた。
 市選管は「選挙公報の未配や遅れが生じたことは申し訳ない。再発防止に努めたい」と話している。


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掲載紙面(PDF):

2021年4月10日号(2412号)1面 (7,727,957byte)


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コメント

深刻な問題点は未配が選挙後の発覚かどうかではなく、すでに3月29日から期日前投票が始まっていたわけで、その期日前投票者の中に今回の未配の対象地域の住民による票がどれほどあったのかだと思います。

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投稿:沈黙の春 2021年04月04日


販売店が変わったことを把握していなかったという事に関してはミスとしてありえると思ったのですが、今回の発注ミスに関しては正直意味が分かりません
今まで全戸配布で今回も変わっていないので、今回から新しい業者に変えたのでしょうか
救いなのは業者の話が本当なら期限までには全て配布できているので、選挙後に未配が発覚して条例違反状態である那賀川市と違って選挙が無効になる可能性はほぼないという事でしょうか
新聞折込だと全戸配布できないことも考慮して選挙公報を閲覧できることも規定されているのでその点でも訴えがある可能性は低いと思います

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投稿:太郎 2021年04月04日


今に始まった事ではないですが、有年は赤穂市ではないって思われているんですかねぇ?
千種川河口部の山に囲まれたエリアが赤穂市っていう、排他的な考えが蔓延しているように思います。

他所から赤穂市に転入して34年のおっさんから見た感想です。

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投稿:何だかなぁ 2021年04月04日


深刻なことだと思います。28日に実施された福岡県那珂川市議選で広報の未配が判明し、たった3票で落選した立候補者から選挙無効の訴えが出ているそうです。このミスの詳細追及を一市民として厳しく求めたいと思います。

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投稿:沈黙の春 2021年04月04日


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