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赤穂ロープ 3月末で販売終了

2021年01月23日

 坂越に本社と工場がある赤穂ロープ(藤岡芳明社長)が今年3月末で自社ブランド製品の販売を終了することが決まり、親会社の東京製綱からこのほど発表された。
 赤穂ロープは1963年に「新大日製綱」の社名で創業。3年後に現社名に改称した。土木建設や漁業などで使用されるワイヤロープ、道路柵や落石防護網に用いるガードケーブルを製造したが、グループ全体の業務見直しにより、2018年9月に販売会社に移行していた。
 東京製綱によると、「当社グループの鋼索事業全般の収益性を改善すべく検討を進めた結果、やむなく販売終了という決断に至った」という。残務整理が終われば会社は解散するとみられ、従業員十数人には東京製綱堺工場への異動を斡旋するなど組合側と協議中。会社敷地(2万7000平方メートル)の跡地利用については「時間をかけて対応していく」としている。
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 創業時の会社名と親会社の社名で、「綱」の字が誤って「鋼」になっていました。確認が不足しておりました。訂正の上、おわびします。(2021年1月27日22時5分)


商業・経済 ]

掲載紙面(PDF):

2021年1月23日号(2401号)1面 (4,876,994byte)


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