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ファンタジックな点描の世界〜米谷勝利さん個展

2020年10月01日

  • 赤穂市立図書館で個展を開いている米谷勝利さん

    赤穂市立図書館で個展を開いている米谷勝利さん

 繊細緻密なアクリル点描でファンタジックな世界を描く御崎の米谷勝利さん(76)の個展「2020〜点描の変遷・夢を追って」が10月2日(金)から中広の赤穂市立図書館で開かれる。幻想的な風景をカラフルに表現した夢あふれる作品が並ぶ。
 米谷さんは還暦を機に趣味の絵画を始めた。2年目に赤穂、たつの、姫路の公募展にそれぞれ出品したところ、いずれも入選。その後も各公募展で入賞・入選を続け、2015年のたつの市美術展と18年の赤穂市美術展で市長賞を受賞した。
 3度目の個展となる今回は受賞作と今年描いた小品など23点を出品。広大なヒマワリ畑を描いた「南フランスの夏」(F50号)、童話『星の王子さま』をモチーフにした「2009マダガスカル」(F100号)など明るく柔らかな色調の作品が多い。
 頭の中でふくらませたイメージを元に面相筆でキャンバスにいくつもの点で絵の具を打ち重ねて描く米谷さん。首と肩の筋肉痛と腕の腱鞘炎を辛抱しつつ、一つの作品を仕上げるのに約4か月かかるという。「どの作品も一筆一点に魂を込めて描きました。作品を見てほっとしたり、前向きな気持ちになってもらえれば」と話している。
 4日(日)まで1階ギャラリーで午前10時〜午後5時半(4日は5時まで)。入場にはマスク着用と検温など感染防止対策への協力が必要。


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2020年10月3日号(2387号)4面 (8,274,756byte)


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