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生誕135年 竹久夢二 抒情的世界

2020年07月03日

  • 開催中の「竹久夢二 抒情的世界」。佐野元幸館主の展示解説は新型コロナ対策のためフェイスシールドを着けてマイクで行う

    開催中の「竹久夢二 抒情的世界」。佐野元幸館主の展示解説は新型コロナ対策のためフェイスシールドを着けてマイクで行う

 版画を専門に展示する「たでのはな美術館」(尾崎3939)で「生誕135年 竹久夢二 抒情的世界」が2日から始まった。長崎を舞台にした美人画を中心に大正ロマンを感じさせる41点が並んでいる。
 「室乃津」は大正6年(1917)に宿泊した室津の木村旅館の女主人をモデルに描いた。「山 山 山」は恋人の笠井彦乃の横顔。忠臣蔵の合い言葉にちなみ、互いを「山さん」「川さん」と呼び合った二人の関係から題名を付けたという。「荒城の月」「菩提樹の歌」といった作品は音楽出版社が楽譜の表紙絵に使用したもので、NHK連続テレビ小説「エール」の主人公モデル、古関裕而もその楽譜で音楽を勉強したと言われている。
 展示作品の一つ「宵待草に題す」にちなみ、会場BGMに「宵待草」を流す趣向。8月25日(火)まで午前10時〜午後4時。水曜休館。入館料200円(小学生以下無料)。Tel090・3496・4282


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2020年7月4日号(2377号)4面 (14,676,640byte)


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