赤穂民報

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定数削減要望に「現状維持」回答

2020年03月30日

 赤穂市議会(釣昭彦議長)は30日、議員定数削減を求めて要望書を提出していた市自治会連合会へ「次期改選は現行の定数18人」と回答。来年4月の改選までに定数16人への削減を求めた同自治連からの要望を受け入れず、議席数を現状維持する意思を示した。
 要望書は昨年10月に提出。(1)赤穂市の1・6倍の人口の三木市は定数を「16人」まで削減している(2)定数を削減しても議会運営は可能(3)以前に比べ議員の活動が見えにくく、議員の数が多いという市民の声もある(4)市の財政がひっ迫する中、議員の削減は健全な財政に寄与する―などと理由を挙げ、議員定数を少なくとも2人削減して「16人」とするのが適当―と要望した。
 これに対し、回答書は、(1)全国の人口4万人以上5万人未満の都市、83市の議員定数は平均18・7人(2)3つの常任委員会の委員会数と委員数(1委員会6人)を減とすることは望ましくない(3)今後市民にわかりやすい議会運営等を検討(4)議員2人を削減した場合の経費は一般会計全体の0・1%に満たないーなどと議会としての見解を示し、「次期改選は現行どおり定数18人という結論になった」と答えた。また、今後の課題に「議会・議員の在り方、議員に係る経費」を挙げ、調査研究や検討、協議を行っていく意向を示した。
 釣議長から回答書を受け取った沖知道・市自治会連合会長は「要望が聞き入れられなかったことは遺憾。これで終わりということにせず、今後の議会の対応を見極めながら引き続き定数削減を求めていきたい」と語った。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2020年4月4日号(2366号)4面 (7,259,384byte)


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コメント

「いい加減」さんのコメントに激しく同意する市民は多いと思います。

5か月も検討した結果がこれですか?
18人必要なロジック、弱すぎじゃないですか?
税金を使った検討会でこれではお粗末としか言えませんし、もっとスピード回答できるはずです。

市自治会連合会も「今後の議会の対応を見極めて」とか呑気なことを言ってないで、これで現議会のレベルが明白になったので、次回定数減を即加速させていく、のほうが良いのでは?

私は2人減した0.1%経費を市民アンケート約70%「医療体制の充実」に少しでも充てるべきだと思いますが、市民の皆さんはどう思いますか?

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投稿:税金無駄遣い反対派 2020年04月02日


知ってた、現状維持にすること。だって自分で自分の首を絞めるわけないから。

>>>(3)今後市民にわかりやすい議会運営等を検討
→検討でなく、もう実施していてしかるべき。今からやりますとか、逆に今まで何やっとったん(怒)?

>>>(4)議員2人を削減した場合の経費は一般会計全体の0・1%に満たない
→この意識がもう議員として不適格。皆辞めましょう!税金を何やと思っとん?

>>>「議会・議員の在り方、議員に係る経費」を挙げ、調査研究や検討、協議を行っていく意向
→これが本当の無駄遣い。もう18人も要らないと分かってるのに、何を調査検討するのか?時間稼ぎは止めてもらいたい!

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投稿:いい加減 2020年03月30日


市自治会連合会幹部のみなさん、もっと地域のために活動時間使って下さい。
見えない所では、こつこつと頑張っておられる若手自治会長を見習うべきでは。

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投稿:自治会員70歳 2020年03月30日


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