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障害あってもなくても楽しいSTT

2020年01月23日

  • 3回目となった赤穂SSTオープン

    3回目となった赤穂SSTオープン

 金属粒の入ったピンポン球が卓球台を転がる音を頼りにラケットで打ち合うサウンドテーブルテニス(STT)の第3回赤穂オープンが18日、中広の市総合福祉会館であり、約30人が参加した。
 元々は視覚障害者が楽しめる競技として誕生したスポーツ。アイマスクで視覚を遮れば健常者も同条件で対戦でき、また、目が見える状態でプレーしても楽しめる。
 今大会はアイマスク着用の1部と、着用しない2部の2クラスで実施された。1部の参加者らはボールが転がる音に耳を澄ましてラケットを打ち、2部には聴覚障害者も参加した。
 視覚障害があるマッサージ師の松井秀美さん(76)=たつの市揖保川町=は昨春からSTTを始め、大会は初参加。「得点できたときがうれしい。負けても楽しい」と笑顔を見せた。団体職員の宮本健次さん(35)=高野=は小学3年の長女華里奈さん(9)と参加。「障害があってもなくても楽しめるのがいいですね」と話した。
 赤穂市視覚障害者福祉協会はSTTを体験できる交流会を毎月第3土曜日に加里屋中洲の赤穂地区体育館で午後1時半〜4時に開いている(2月は休み)。次回は3月21日にある。問い合わせはTel090・5901・7584(目木さん)。
 今大会の上位の結果は次のとおり。敬称略。
〔1部〕
 ▽3連覇記念特別賞=赤松千鶴(明石市)
 ▽優勝=三谷勝彦(赤穂市)
 ▽2位=平山稔(上郡町)
 ▽3位=蔭山守明(姫路市)
〔2部〕
 ▽3連覇記念特別賞=廣本利文(宍粟市)
 ▽1位=三輪朗士(姫路市)
 ▽2位=曽谷通子(たつの市)
 ▽3位=関口真依(赤穂市)


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