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「いちじくコンフィ」西播磨フードグランプリ

2020年01月17日

  • 西播磨フードセレクションでグランプリに輝いた「MaMaReいちじくコンフィチュール」Ⓒ薬師山写真館

    西播磨フードセレクションでグランプリに輝いた「MaMaReいちじくコンフィチュール」Ⓒ薬師山写真館

 地元のすぐれた加工食品を称えるコンテスト「西播磨フードセレクション2019」で、新田の「浮田みかん園」製造の「MaMaReいちじくコンフィチュール」がグランプリを受賞した。
 同社は主力のみかん以外にもレモン、マルベリーなどを作付け。いちじくは「日本いちじく」とフランス原産の「バナーネ」を農薬を使わずに栽培している。受賞品はもぎたての果実をすぐに皮をむき、グラニュー糖を加えて鍋で加熱。型崩れしないように「赤ちゃんを寝かしつけるように」静かに鍋を揺らし、味を含ませた。
 オーナーの浮田康男さん(71)によれば、もともとは妻の和子さん(73)が家族で食べるために作ったデザートだった。友人らに配ったところ、バナーネの濃厚な甘みと日本いちじくの色の美しさ、なめらかな口当たりが好評だったことから一昨年に商品化。1瓶205グラム入り750円(税込)で販売を開始した。
 「冷やしてそのまま食べてもおいしいですが、ヨーグルトと合わせるのがおすすめ」と和子さん。トーストにカマンベールチーズと一緒に挟んでホットサンドにしても美味だという。コンテストでは、「素材の味やとろりとした食感が見事」「丁寧に加工された果実の一つ一つに愛情が込められていることが伝わる」などと評価された。
 今季製造分は完売。来季はいちじくの収穫が始まる6月中旬以降の販売を予定している。和子さんは「保存料や着色料は一切使っていませんので、子どもから高齢の方まで安心して召し上がってください」と話している。Tel45・1616


商業・経済 ]

掲載紙面(PDF):

2020年1月18日号(2356号)4面 (10,781,123byte)


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コメント

ジャム界のルビー、
これは賞味したい。

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投稿:無花果 2020年01月17日


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