赤穂民報

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市民、行政、警察が団結 暴力団に解散要求

2008年11月27日

  • 暴力団組事務所に向かって「暴力団は出ていけ!」とシュプレヒコールを上げる参加者

    暴力団組事務所に向かって「暴力団は出ていけ!」とシュプレヒコールを上げる参加者

 暴力のない明るい社会づくりへの市民意識を高めようと、「平成20年度暴力追放・地域安全赤穂市民大会」が27日、市文化会館(ハーモニーホール)で開催。市民、行政、警察がデモ行進し、市庁舎近くの暴力団組事務所前で「暴力団は出て行け!」とシュプレヒコールを行った。
 同会館で行われた式典には関係者と市民約400人が参加した。
 今年、市役所近くの4階建てビルが警察から暴力団組事務所に認定されたことを受け、「暴力団と関係を断つ会」の藤野高之会長は「子や孫が住む街に暴力団はいらない。今こそ勇気をもって立ち上がろう」と声を大にし、岡田正則署長は「西播磨で組事務所があるのは姫路と赤穂だけ。忠臣蔵の街にふさわしくない暴力団を追放するために官民一体の活動を」と市民の協力を呼びかけた。
 大会後、参加者は「暴力団追放」の横断幕やのぼりを持ち、県警音楽隊の先導で会館から市役所までパレード。加里屋の組事務所前で「市民への要求行為を止めて今すぐ事務所を閉鎖して組を解散し、赤穂の地から出て行くこと」を求める「解散要求書」を読み上げ、郵便受けに投函した。
 なお、式典で次のみなさんが各功労者表彰を受けた。
 〔赤穂の警察官賞〕
 ▽木南好弘警部補(交通課)▽半田勝孝巡査部長(刑事課)
 〔暴力団と関係を断つ会功労者〕
 ▽三木武一(企業分会)▽西畑敬子(観光分会)▽濱崎秀男(飲食店分会)


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2008年11月29日(1823号)1面 (9,492,886byte)


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