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今を大切に生きて−有年中で「いのちの学習会」

2008年11月13日

  • 藤原さんの話に真剣に耳を傾ける生徒たち

    藤原さんの話に真剣に耳を傾ける生徒たち

 生命の尊さについて考えを深めようと、「いのちの学習会」が有年中学校(西川祐二校長)でこのほど行われた。
 講師の藤原亮子さん(31)は兵庫医科大学病院に勤める、県内でただ一人の臓器移植コーディネーター。 「移植医療でしか助からない“命”」と題し、現場体験を語った。
 医者から余命半年を告げられ、臓器移植でしか助かる見込みのない16歳の少女が書いた手紙を紹介。「元気になって大切な人に会いに行きたい」などと書かれた少女の肉筆をスクリーンに映し、文面を読み上げた。
 藤原さんは「この“生きたい”という強い思いを見習ってほしい」と語り、「健康なことを当たり前と思わず、今を大切に生きて」とメッセージを送った。
 講演は全校生徒約80人が聴講した。3年生の三輪沙弓さん(15)は「感謝の気持ちを忘れないように、一日一日を大切に生きたい」と話していた。

掲載紙面(PDF):

2008年11月15日(1820号)4面 (7,756,365byte)


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