赤穂民報

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《市長選2019》新人・牟礼氏「新しい赤穂市へ」

2018年10月01日

  • 市長選への出馬会見で政策ビジョンを語る牟礼正稔氏

    市長選への出馬会見で政策ビジョンを語る牟礼正稔氏

 任期満了に伴う来年1月の赤穂市長選(13日告示、20日投開票)へ向け、元兵庫県職員の牟礼正稔氏(64)=坂越=が1日、前回市長選に続いて無所属での立候補を正式表明。
 加里屋の赤穂市役所で記者会見を開き、「お年寄りと若い世代がともに生き生きと暮らせる赤穂市へ」とビジョンを語った。
 牟礼氏は坂越生まれで赤穂高、大阪大学法学部を卒業し、昭和53年に県入庁。県土企画局総務課建設業室長、県道路公社播但連絡道路管理事務所長などを歴任した。3人が争った前回市長選は203票差で次点。平成28年5月から今年5月まで県空調衛生工業協会の専務理事を務めた。
 会見で牟礼氏は「多くの市民から『赤穂市を変えてほしい』『新しい赤穂市を作って』との声をもらい、市長選への立候補を決意した」と出馬動機を語り、「赤穂市の閉塞感を打ち破りたい。ふるさと赤穂に恩返しがしたい」と抱負を述べた。
 市政の現状について、「人口減少社会の中、政策転換を図る時期にきている」とし、▽土地利用計画の見直し▽高取峠を含む国道2号へのアクセス充実▽市民病院の産科再開、保育料減額による子育て支援―などを重点課題に挙げた。
 4年前の市長選で公約に掲げた「学校給食無料化」は「エアコン設置、ブロック塀改修を優先すべきで、今後実現性を探っていきたい」とし、産業廃棄物最終処分場問題については「作る場所が問題。ふさわしくない場所については反対していく」との考えを示した。
 同市長選には、現職の明石元秀氏(67)=加里屋=が先月20日、再選を目指して立候補することを表明した。


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掲載紙面(PDF):

2018年10月6日(2295号)1面 (9,531,415byte)


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