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クラウドファンディングをまちおこしの起爆剤に

2018年08月28日

  • クラウドファンディングの活用例を紹介した説明会

    クラウドファンディングの活用例を紹介した説明会

 民間プロジェクトによる地域活性化を促進するためインターネット上で資金援助を募るクラウドファンディングの手法を広めようと、赤穂市主催の説明会が26日にあり、市戦略プロデューサーの西村淳一さん(63)が仕組みや立ち上げ方などを解説した。
 大阪の広告会社で企業のプロモーションに長年関わってきた西村さんは退職後に滋賀県米原市や湖南市で「まちおこしプロデューサー」として観光振興や地域活性化に協力。経験をかわれて今春赤穂市の戦略プロデューサーに就任した。
 市民会館であった説明会には市民約15人が参加した。集めた資金で高級ブランド化を図って売り上げを急増させた柿生産者団体、老朽化した建物の修繕費約3000万円を全国から集めた寺院、数万円の報酬でロゴやポスターなどのデザインを公募できる「クラウドワークス」を利用して手作り漬物のパッケージを新調したお年寄りグループなど、西村さんが立ち上げを支援してクラウドファンディングで資金を集めたプロジェクトを紹介。具体例を挙げて進め方や期待される効果などを解説した。
 「単にお金を集める手段だけでなく、商品やサービスなどの魅力を発信してファンを増やすことで、起爆剤になる」とクラウドファンディングのメリットを語った西村さん。赤穂市においてもプロジェクトの立ち上げを企画段階からサポートしていくといい、「何から始めたらいいかわからないという状態でも構わないので、まずは相談してもらえれば」と呼び掛けている。問い合わせ先は市企画広報課Tel43・6867


商業・経済 ]

掲載紙面(PDF):

2018年9月1日(2291号)3面 (9,207,979byte)


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