赤穂民報

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「北前船つながり」民謡で交流

2017年06月25日

  • 下津井の民謡と民舞のグループが出演した「北前船寄港地 坂越浦民謡祭り」

    下津井の民謡と民舞のグループが出演した「北前船寄港地 坂越浦民謡祭り」

 かつて廻船で栄えた歴史と文化を地域おこしに活かそうと、「北前船寄港地 坂越浦民謡祭り」が坂越の大避神社で25日に開かれ、岡山・下津井と地元・坂越の民謡グループが唄と踊りで交流した。
 「坂越のまち並みを創る会」(門田守弘会長)の主催で倉敷市児島の下津井から倉敷合同民謡会と民舞ひばり会の計29人が来穂。北前船の船乗りを相手に酒宴の席で唄われた「下津井節」、港のにぎわいを歌った「下津井甚句」など8曲を披露した。地元は約20人で「さこし盆踊り」「鳥井町の曳きとんど囃子」を演じ、約100人が観覧した。
 今年4月に北海道から福井県まで11市町の「北前船寄港地・船主集落」が文化庁の「日本遺産」に認定。下津井でも追加認定へ向けた機運が高まっているといい、今開催に協力した「倉敷市むかし下津井回船問屋」の矢吹勝利館長は「これからも寄港地同士の連携を深めて、まちおこしにつなげたい」と話した。


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2017年7月1日(2237号)4面 (11,690,634byte)


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