赤穂民報

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【第18回】キルギスで大地震

2008年10月10日

 5日夜(日本時間6日未明)、キルギスと中国の国境付近で大地震があり、70人以上の方が犠牲になりました。
 震源はキルギス南部の主要都市・オシの南東約150キロでマグニチュード6・6。震源地付近は震度8もの揺れだったそうです。
 私の赴任地からは遠く離れており、私はまったく揺れを感じることがありませんでした。第一報を日本からの見舞いの電話で知ったのですが、テレビニュースで様子を目にし、その悲惨さにステイ先家族と言葉をなくしました。
 オシは以前に日本人の拉致事件があり、JOCVの派遣地にはなっておらず、また私たちが国内旅行で訪れることも許されていない土地のため、関係者も皆無事でした。
 とはいえ、私の村には、お姉さんが現地の大学に通っている生徒や、オシからお嫁にきた婦人たちもあり、心配は続いています。
 ご不幸にあわれた方々のご冥福を、心よりお祈り致します。
   * * *
 ▽伊藤寛子さん=赤穂西中学校出身の25歳。国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員として平成21年6月まで中央アジア・キルギス共和国に2年間の単身赴任中。「ジュジュ」(キルギス語でひよこ)は現地でのニックネーム。


寛子のキルギス日記 ]

掲載紙面(PDF):

2008年10月11日(1816号)3面 (9,101,879byte)


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